自然派カフェIchiの米ぬかとぬかづけ
いつもありがとうございます。
店番の櫻です。
Ichiの名わき役に、特製ぬかづけがあります。
ごはんの横に添えられるおつけもの。
その名わき役にまつわる、誕生秘話(?)です。
Ichiで扱っているお米は、特別栽培米、化学肥料は一切使用していない
新潟県産のコシヒカリを取り寄せています。
五分づきに精米してもらい、
精米した際にでる米ぬかと一緒に
毎月送ってもらってます。
▼しっとり米ぬか
うちの特製ぬかづけはこのぬかからできてます。
初めてぬかが送られてきたときは
「これ…どうしたらええんや…」
って途方に暮れてたんですが、むしろ
ぬか=ぬかどこ
しか思いつかなかったので、
安易にぬかどこの世界に足を踏み入れようとしていました。
ただぬかどこって、毎日混ぜないといけないって思っていたので
なかなかその一歩を踏み出すことができませんでした。
ととねえちゃんに出てくる
森田屋さんの一人娘の富江ちゃんだって
遊びに行ってる間もぬかどこのことが心配で
途中で帰ってきてしまうくらい、ぬかどこのことを愛していました。
私にそこまでの愛を注ぐことができるのか…
そんなことを逡巡しながらいろいろと調べていると、
スタッフの一人が
ぬかどこは冷蔵庫で保存すれば毎日混ぜなくていい!
っていう、目からうろこなことが書いてある本を
見つけてきてくれました。
ならやる!
毎日まぜるという呪縛から解き放たれ、背中をどんっと押されたので
あとはやるだけ。
まずは、フライパンでぬかを炒ります。
(ここはわりと好みによるみたいです。
ちょっと香ばしい風味がするのでいいかなあと思って採用)
→ぬるま湯に塩をとかしたものを用意(アバウト)
→冷ましたぬかに投入(アバウト)
→感触はぱさぱさでもなく、水が染み出るでもなく、
お味噌っぽい感じがいいらしいです。
塩加減は、結構しょっぱいなーってくらい。
ただそれも感覚によるとは思うんですが…。
あとはだし昆布や、干しシイタケなどがあれば風味づけになるので
適量入れて、くず野菜を数日つけては取り出しを
繰り返すといいみたいです。
初めのうちは、干し柿があったのでそれをいれてみたりしてました。
今はにんにくも風味でいれてます。
ただ見落としてたのが
「毎日混ぜなくていい簡単ぬかどこ」
(※ただしちゃんとぬかどこになる1週間くらいは毎日しっかり混ぜるように!)
え!?
聞いてない!!
毎日混ぜなくていいっていってたのにーー!
でも後には戻れず、その1週間はきっちりとミッションをこなしました。
それから数か月がたっていますが
ほぼ毎日、馬車馬のように働かされている
ぬかどこさんです。
(現在のぬかどこは2代目。1代目の詳細は思い出したくないので伏せておきます)
月初めにお米が届くので、ぬかがほしい方は
遠慮なくスタッフにお声掛けください。
ストップ!っていうまで差し上げますので。
それではご来店お待ちしております。